予測できないプロローグ
09年には高校を卒業し、仕事を初めていて、
その頃ちょうど付き合い始めた彼氏がいて、KAT-TUNから離れていきつつありました。
今となってはその時の彼氏よりもKAT-TUNの方が何倍も何倍もかっこいい男達やのになぜ離れてしまったのか意味がわかりません。本当にわかりません。自分あほか。
ていうか彼氏いながらKAT-TUNを好きでい続けることがなぜできなかった?情けない。
でも変わらず歌番組に出る時は必ず録画していたし、ドラマも欠かさず見ていました。
そしてその頃、姉に勧められたエイジアエンジニアというヒップホップグループを好きになり、ライブやイベント、旅行などに行きよく遠征していました。
彼らの歌はすごくポジティブな曲ばかりで。元々ネガティブな私には受け入れ難い所もあったりしたのですが、そこは好きになったら一直線というものなんでしょう。
辛い時に彼らの曲を聴くと不思議と全てが明るく見えるようになるのです。
そして彼らのライブは本当に楽しませてくれるもので。あの前向きなパワーがそうさせてくれていたのでしょう。
私は本当にエイジアエンジニアというグループに生かされていました。
気付けば09年が過ぎて10年。
KAT-TUNから離れてた私の耳に入ったのは「赤西仁脱退」でした。
え…という気持ちとああやっぱりかという気持ちと半々でした。
どっちにしろ信じ難い現実でした。
12年にエイジアエンジニアが活動休止。
予想もしていない出来事に目の前が真っ暗になりました。
13年に「田中聖解雇」
ちょうど亀梨さんが「東京バンドワゴン」の番宣でスッキリに出るというのを知っていたので見ていたら数分間に渡り説明、謝罪。なぜこの人が謝らなければならないのか。亀梨さんならKAT-TUNのメンバーだからって言うんやろうけど。ばかみたいに泣いた。
09年から彼氏と続くこと5年。14年にお別れしました。
好意を持てなくなったのと日頃の不満が溜まってしまい辛くてどうしようもなくなり私から切り出しました。
そしてそれから少しずつKAT-TUNに戻りつつありましたが、
再び戻るきっかけになったのは有線で流れていた「KISS KISS KISS」でした。
発売前だったのですが、「なにこのメロディー…好き…エロそう…」
家に帰って即ポチでした。あの時の自分の行動は早かった…
ギリギリ発売前だったのでポスター付でした。ふー!
そこからは再びKAT-TUNにどっぷりです。
5年間買ってなかったCDを全部買い集め、DVDも全て集め、暇があればyoutubeで検索し、毎日ほくほくしながら聴いて、見て、聴いて、見て、
これこれこれ!!!楽しい!!!そんな感情が止まりませんでした。
しかしquarterは諦めてしまった自分。ほんまあほ。生きてる価値なし。人生やり直せ。
「靑い種子は太陽のなかにある」は行く事ができてよかった。
あんな大きな所で座長を務める亀梨さんが本当にかっこ良くて。素晴らしくて。
何度も涙が流れた。素敵な時間をありがとう。素敵な舞台をありがとう。
はあ本当にKAT-TUN素晴らしい。最高。神。
そんな日々が続き、唐突にきた、11月24日。
忘れもしない11月24日。
この日を本当に楽しみにしてて。仕事も頑張ることができた。
番組が始まってからも、いつかないつかなもうくるかな!なんてワクワクが止まらなかった。
出番がきて深刻そうな顔で出てきたからドキッとはした。
でもまさかそんな報告されるなんて思っていない。誰が予想できた?
涙が止まらなくて。曲が終わるまでずっと泣いていた。
録画したのを見直しても嘘じゃない。すべて現実で。
大がかりなドッキリなんじゃないかなって思ったけど、何回見ても田口くんが説明して。亀梨さんが震えながら謝っていて。中丸くんが唇を噛み締めていて、上田くんの真っ直ぐに前を見つめる眼差し。ファンの悲鳴。きっと一生忘れられない。
なんで?笑ってる顔が見たい。ずっとずっと笑っていてほしい。昔からそう思っているのに。
一番初めに思ったのは4人で並んでるのをもう見れなくなるんだってこと。
思ったけどそれってどういうことかわからなくて。理解できなくて。
それからずっと泣いて。毎日泣いて。少し気を緩めたら涙が溢れる、そんな日々が続いた。
KAT-TUNはなんだった?田口くんにとってのKAT-TUNってなんだった?田口くんにとってのファンってなんだった?
なぜKAT-TUNのことを第一に、なぜファンのことを第一に考えてくれない?
二回もメンバーが抜けていった経験をしてるのになぜまた同じ思いをメンバーにさせるの?
いつから辞めたいって思ってたの?そう思うとまた涙が止まらなくて。
KAT-TUNの中にいていつも大きい声で笑う田口くんが好きで。
あの笑い声だけでパアっと明るくなるから。
田口くんの笑い声が聞こえると安心する自分がどこかにいた。
楽しいんだ。よかった。そう思えた。
それがなくなるなんて。もう会えなくなるなんて。
こんな世界にしたのは誰?